川口 環 さん
株式会社ジェイティップス 代表取締役
株式会社ジェイティップス は、Webインテグレーション、Webコンサルティング、インターネットメディアを手掛ける会社です。
特に近年は、インターネットメディア事業に力を入れており、「カーシェアリング比較360°」、価格比較アプリ「snatch!(スナッチ)」、オンライン英会話界隈情報の「EnglistA(イングリスタ)」などのバーティカル・メディアを展開していらっしゃいます。
【インタビューの進め方】
10の質問をメールで送り、回答していただいています。
質問は原則として同じ内容です。
質問内容が同じであれば、モノの見方や考え方などの差異が明らかになると考えたためです。
メールで回答をいただいてから、後日写真撮影などをしながら、追加質問をして、インタビューの補足をしています。
質問1
現在の会社の社長となった経緯を教えていただけますか?
独立前は某大手メーカーで新規事業のマーケターのようなことをやってました。
その中でインターネットに関わる業務に携わってから、どんどんそっち方面への興味関心が高くなり、かなり無計画&楽観的に会社を辞めて独立しました。
もともと「社長になりたい」とか「起業したい」とかいったことはまったくなくて、ただ単に「ネットに関わる仕事をこれから生涯の仕事にする」ということだけを決めてスタートしました。今から思うと、サラリーマンという働き方もあまり向いていなかったのだと思います。
そんなフワッとした感じで会社を辞めてしまったので、それからはまあ、いろいろとありました(笑)
ざっくりいうと
フリープランナーとしてデビュー!
↓
ぜんぜん仕事がなくてバイト漬け(汗)
↓
しゃかりきに何でもやってるうちに急に忙しくなる
↓
大学先輩の税理士先生からすぐに会社にするようアドバイス(叱責)される
↓
税理士先生の勢いに押されるママに法人化
といった感じです。
なんだかちょっとしたハプニングのような流れで起業しました。
質問2
社長になってから今日までを振り返ってみて、苦しかったことはどんなことでしょう。差支えのない範囲で結構ですので、できれば赤裸々に教えていただけませんでしょうか。
この質問の回答難しいですね(汗)
決して格好をつけるわけではないのですが、正直なところあまり「苦しい」と思ったってないんです。
もちろん、15年もやってるといろいろと際どい事件や修羅場はあったんですが、それはそれでまあ楽観的に乗り越えてきたのだと思います。
むしろサラリーマンの頃の方が、よっぽど「苦しいこと」がありました(笑)
質問3
逆に、楽しかったこと・うれしかったことはどんなことでしょうか?
これは数えきれないほど、たくさんあります。
人との出会い、会社の業績、事業が認められたとき、、、などなど本当にいろいろとあります。
でも、やはり一番楽しかったり、うれしかったりすることは
良き仲間たち、パートナー、クラアントに恵まれてエキサイティングな日々を過ごせることですね。
人間って本当に人に支えられて生きているんだって実感させられます。
質問4
社長になって、趣味やライフスタイルは変わりましたか?
以前の趣味やライフスタイルと、今の趣味やライフスタイルについて、教えてください。
うーん。。。まずライフスタイルは大きく変わったといえば、変わりましたね。
「ビジネス」と「プライベート」の間の境界線が無くなったというか、わからなくなったというか。
あっ、これは決してそれくらい忙しいとか、大変なんですっていう意味ではないんです。
むしろ「仕事と遊び」の間の一線がなくなって、全部がいいカタチでつながり出したっていう感じでとても心地よいです。
生活のすべてをつなげて物事を考え行動するようになりましたね。
このスタイルにストレスもまったくありません。
趣味については、、、、、、もともと趣味らしいものはまったくありません。
しいて言えば、愛犬と散歩したり遊んだりすることくらいでしょうか!?
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質問5
自分の部下に紹介したい、好きな作家・作品、映画、ゲーム、趣味など、なんでも結構ですので、好きなことやおすすめを教えてください。
好きな理由・おすすめの理由も添えてください。
「ペイ・フォワード 可能の王国」というアメリカ映画です。
アルコール依存症の母親と暴力を振るう父親の間で不遇な生活を送る少年が、「もし世界を変えたいと思ったら、何をすべきか?」という学校の宿題に対して小さな行動をはじめます。
それが、「ペイ・フォワード」。
自分が他の人から受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなくて、別の第三者に返していくというものです。
最初はなかなかうまくいかないのだけれども、その思いやりのバトンは次々といろいろな人達に手渡されていき、大きなうねりを起します。
「世界を変える」なんて大層な話しですが、実はこういった想いや小さな行動が入り口だったりするんじゃないかな、なんて思うんです。
思いやりのバトンを渡すのは、家族だったり、友人だったり、同僚だったり、たまたま一度きり出会った人だっていい。
そういうことをみんなが繰り返すことで、いい世の中や素敵な未来になっていくんじゃないでしょうか。
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ペイ・フォワード (角川文庫) | ||||
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今日の「いのち」のつかい方―ペイフォワードな生活のすすめ | ||||
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質問6
仕事以外に、今、ご興味を持っていらっしゃることはありますか?それはどんなことでしょうか。
もしご興味を持っていることがなければ、なぜないのか、教えていただけませんでしょうか。
これはサラリーマン時代からそうなのですが、まったくの「無趣味」です(笑)
「仕事以外の何か・・・」みたいものも考え方としてありません。
「質問4」のとおり、「仕事とプライベート」の線引きはありませんので。
質問7
好物といえる食べ物はありますか?
1日に食べる食事の回数は?
甘いモノが好きです。
つい最近までは、チョコレートを365日 毎日食べるような生活を送ってました。
1日の食事回数は、1回 OR 2回です。
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質問8
ドラマでよくある設定の、体はその人物のままで、心はあなた、というふうに入れ替われるとしたら、あなたは誰と入れ替わりたいですか?
その理由を教えてください。
うーむ。。。この願望はまったくありませんね。
無理やり想像することすらできません。
すみません。
質問9
今、3か月間の休みが取れて、ボーナスとして1億円がもらえたとしたら、どんな風に過ごしますか?
うーむ。これもスミマセン。
「休みません。」
そしてボーナスの1億円は、全額事業に使います。
質問10
もし人生をやり直せるとしたら、どこからやり直したいですか?それはどうしてでしょうか。
うーん。。。。。スミマセン。これもそういった「人生やり直したい」願望まったくありません。
決して現在にすべて大満足しているわけはなく、過去を振り返れば失敗の連続であり、たぶん、いろんな人達に迷惑もかけてきたんだと思いますが、そういったことは考えられませんね。
ただ、既に亡くなってしまっている「お世話になった方々に、もう1回だけ会いたい」とは思います。
心から御礼の気持ちを伝えたい諸先輩方が何人かいらっしゃいます。
そして、今の自分のこと、これから進もうと思っている道について一生懸命伝えたいと思います。