西名 美和子 さん
株式会社Flantesse(フランテッセ)代表取締役・フラワーデザイナー
有名デザイナー「ニコライ・バーグマン」氏の下でチーフデザイナー・店長を務めたあとに独立し、トヨタ自動車「レクサス」、CHAUMET、帝国ホテルアーケード、FAUCHON、オーストリア航空、など一流ショップやパーティを飾り、ミシュランの星付レストランの専属フローリストとしても活動する、一流店を飾る実力派のフラワーデザイナー。
【インタビューの進め方】
10の質問をメールで送り、回答していただいています。
質問は原則として同じ内容です。
質問内容が同じであれば、モノの見方や考え方などの差異が明らかになると考えたためです。
メールで回答をいただいてから、後日写真撮影などをしながら、追加質問をして、インタビューの補足をしています。
フリーランスで活動を続ける中で、対企業との取引で法人格が必要になり起業を決めました。
法人化2年目で出産。
現在も子育て真っ最中の花屋・社長で、社長業と母業の両立で苦しいことが時々あります。
周りの力も借りて要領よくやっているつもりではあるけれど、独りよがりだったり、周囲に迷惑を掛けたり、そんな日々の積み重ねの結果、
子どもに寂しい思いをさせていることもあるはずで、そこが一番苦しいことです。
とはいえ、子どもとの生活はかけがえのない楽しい時間で、この両立で心身共に負荷をたくさんかけているので、結果として自身の成長も感じる部分も大きく、頑張るモチベーションにも繋がっています。
今は周りに助けてもらっている分、この経験をいつか社会や周囲に還元したいですね。
好きなことに好きなだけ没頭できること。
花が好きなんだと毎日実感できること。
信頼できる仲間がいること。
沢山の人とのつながりができたこと。
周りに感謝することができること。
花を通して誰かを幸せにすることができていると実感できる瞬間があること。
特に変わりません。
趣味、ライフスタイル=仕事
です(笑)
おすすめ沢山ありますが、美しいもの、いい香りのものに触れる、美味しいものをたべる、いい映画を見る、本を読む、街に出る、そういうことをたくさんして、いろんなことを感じてほしいなとは思います。
感動のインプットです。
自分を豊かにするあらゆるものに触れることで、魅力的で柔軟な感性の人になってほしい。
自身にも言える事ですが、自分が感動しないと、感動させられる花はきっと創れないので。
居心地よい部屋、料理、裁縫、肌触りの良いもの、きれいなもの。
生活を豊かに感じられるものぜんぶ好きです。
お肉!
普通に3回です。
自分の子ども。
子どもの気持ちが分かりたい。。わかったらもっといいお母さんになれる気が、、、。
信頼できるスタッフに充分なボーナスを渡して留守を頼み、残りで自分は子どもと日本脱出(^^)、
世界中の沢山の場所に行きたい~!
やり直さないでいいです☆彡
理由は、もうじゅうぶん頑張ってきたし、こんな大変な思い、またしたくないので(笑)
過去にどの道を選択したかということより、
選択した後の生き方が大切なのよね、と思ってます。
GAFAとは、Google、Amazon、Facebook、Appleの頭文字をつなげたもの。
「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」では、この4社が過去20年間、そして今後も、消費社会を作り変えていることを、豊富なデータを元に描き出しています。
著者は、ニューヨーク大学スターン経営大学院教授で、起業家としていくつもの会社を起こした経験のある人物。
翻訳は、渡会佳子さんという方で、原文のニュアンスをとてもうまく伝えてくれています。
翻訳者の読みにくさ、理解のしにくさは、まったく感じませんでした。
Amazon売り上げランキング13位というのも、日本語の読みやすさによる力が大きいのではないでしょうか。
前の投稿で取り上げた「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」で、アウトプットが大切、とあったので、今度はアウトプットの本を読もうと思って購入しました。
Amazonのランキングで1位だったので、まよわず買いました。
著者の樺沢紫苑さんは精神科医なので、心理学的な裏付けデータが随所に引用されていて、説得力があります。
そして、このような引用についても、信用される、説得力のあるアウトプットのテクニックの一つだと書いてあります。
つまり、「学びを結果に変えるアウトプット大全」そのものが、理想的なアウトプットになっているのです。
2浪して東大に入ったという現役東大生が、東大に入るためには?と考えて実践した、読書ノウハウをまとめたものです。
著者の西岡壱誠さんは、いわゆる進学校出身ではなく、おまけに入った高校でもビリのほうで、偏差値35だったと書かれています。
まさに「ドラゴン桜」を地でいく東大生、のようです。
昨年、作家の一田和樹さんとの飲み会の席で、一田さんが「日本人は識字率100%だといわれていますけど、実は文字が読めない人が増えているらしいんですよ」とおっしゃったことが、わたしのなかではずーっと気になっていました。
一田さんはサイバーセキュリティの視点から、識字率や長文を読む力が失われることによって、過激なタイトルやツイートだけがひとり歩きしたり、フェイクニュースに疑問を持たない人が増えているのではないか?という指摘をなさっていたように記憶しています。
クリックやリツイート、「いいね」は、内容を確認して行っているわけではなく、反射的に行っている可能性が高い、というわけです。
一応、大学で教えている立場として、とても気になるテーマです。
それ以来、たまに行く書店では、この手をテーマにした本を探していたのです。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」では、「東大にAIは合格できるか」をテーマにした、東ロボくんプロジェクトの経験から得た知見をもとに開発されたRST(Reading Skill Test)の結果が、第3章でくわしく解説されています。
衝撃でした。
本書は、歴史学者で、武家社会について研究なさっている笠谷和比古先生が、1990年代に著されたものです。
ひとくちで説明するなら、武家社会と、現代の日本企業との共通性に関する学術論文です。
学術論文なのでおもしろくないわけではなく、むしろ、歴史好きにとっては新しい視点を与えてくれる内容です。
「PRE-SUASION ープリ・スエージョンー:影響力と説得のための革命的瞬間」読了。
著者は、影響力の研究の大家であるロバート・チャルディーニ博士。
ロバート・チャルディーニ博士の顧客には、グーグル、マイクロソフト、コカ・コーラなど、グローバル企業が名を連ねています。
ロバート・チャルディーニ博士による影響力とは、販売促進のために使われている、様々な心理学的、行動学的、認知科学的なテクニックのことです。
本書では、顧客が財布を開きやすくなるためには、PRE-SUASION(プリ・スエージョン)、つまり下準備が重要であると書いています。
では、下準備とは?
脳科学者・中野信子さんの「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」読了。
中野さんは今回で2冊目、最初に読んだのは「サイコパス」でした。
彼女の著作には、愛や信頼といった、一般には良いとされる感情をとりあげ、「それは本当に良いことなのか?」という問題定義がいつもあります。
絶対的な善と考えられるテーマに対して疑問を提示し、それを脳科学的に解説してくれます。
今回のテーマは、社会性や人間性、そして正義です。
これらのテーマは、日本人が世界のなかでも異色といっても良いほどの特性をもっており、さらにはその特性は遺伝子によって生まれつき決められている、というものでした。
生きづらい、息ができないと感じている人には、ぜひ手に取ってほしい内容です。
オランダ出身の歴史家でジャーナリストであるルトガー ・ブレグマン(Rutger Bregman)の「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」を読んでいます。
1988年生まれの著者による、21世紀の生き方みたいな内容?
まだ読了していないのですが、さすが歴史家というだけあって情報量がすごく多いので、ブックレビューというよりは覚書として、これから1章ずつ書いていきます。