後藤 道輝さん
株式会社ペイミー 代表取締役
後藤さんは蒲田育ちの25歳。
「身近でないがしろにされる人がいない世界をつくりたい」と語り、お金がないことでチャンスを失う若者や才能を搾取される若者を救うためには、給与という仕組みを変えるしかないと考えていらっしゃいます。
見た目とは裏腹に、実はスーパーラディカルな方です。
後藤道輝さんは氐宿
【インタビューの進め方】
10の質問をメールで送り、回答していただいています。
質問は原則として同じ内容です。
質問内容が同じであれば、モノの見方や考え方などの差異が明らかになると考えたためです。
メールで回答をいただいてから、後日写真撮影などをしながら、追加質問をして、インタビューの補足をしています。
株式会社ペイミーの創業の経緯は、必然のような偶然です。学生時代に開発経済学を学び、East Ventures、メルカリ、CAMPFIREを経て、DeNA戦略投資推進室に中途入社、キュレーション崩壊後のDeNAにて新規事業を考えていたところ、給与前払い事業を見つけて、起業に至りました。
ペイミーの競合は、グラミン銀行です。
給与前払い事業は、マイクロファイナンスの概念を凌駕する潜在的可能性があると考えています。
東南アジアにおいては、貧困層のインフラとして、グラミン銀行が機能しました。
日本においては、グラミン銀行が提供していた価値を、ペイミーが提供していきます。
東南アジアでは、名前もお金も無い人は、家畜やミシンを担保に少額融資を受けて、オートバイなどを購入することができます。
日本においては、名前もお金も無い人が声を挙げられるように、ペイミーが社会のインフラになります。
お金が必要な人の機会損失を防ぎ、ミレニアル世代の可能性も広げます。
DeNAにて給与前払い事業を立ち上げなかった理由は、キュレーション崩壊後の新規事業に対しては極めて慎重であり、検討だけで半年以上の時間が必要になることが予想された為です。
また、時を同じくして、CAMPFIRE時代の上司、森さんとの再会を果たしました。
森さんが転職を考えていたタイミングでした。
アイデアは無いけれど、実家のある岐阜県の親戚が使ってくれるようなサービスを作りたかった森さん。
サービスは作れないけれど、名前もお金も無い人が声を挙げられるサービスのアイデアが確実に固まっていた後藤。
そして、この2人が再会、意気投合して、株式会社ペイミーの創業に至ります。
苦しかったことは特にないです。
初めてユーザーからの声を聞けたときが一番嬉しかったです。
変わりませんでした。
映画『TIME/タイム』
https://www.youtube.com/watch?v=JkSAbT0MmgY
この3人が共通して好きな映画がTIMEでした。
https://bau-s.jp/magazine/feature/2561
ないです。仕事に夢中だからです。
卵かけ御飯が好きです。
孫正義になって、事業投資をしたいです。
孫正義 300年王国への野望 | ||||
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1ヶ月目を新規プロダクトのリサーチ期間、2ヶ月目を開発、3ヶ月目を実際に検証してみる時間に使います。
今の人生が面白いので、やり直したいとは思ってないです。