田村 秀人 さん
WINS《Support Your Wellness Life.》代表
子どものころからスキーに親しんでいましたが、実は野球少年。しかし野球に見切りをつけて、高校時代に本格的にスキーをはじめます。そしてインターハイや国体に出場。
学生のころからお世話になっていたスキーショップで、学生サポートを行いながら33歳まで現役選手として活躍します。
その後、ノルディックウォークインストラクターとなり、現在にいたります。
超高齢化社会をむかえた日本で、高齢者の健康増進を行政とともに活動・実施し、各種のイベント等のプランナーとしても活躍。いま一番のテーマは、高齢の男性にどうしたら運動してもらえるか。女性の参加率に比べて男性の参加率はとても低いため、今後の大きな課題となっているためなのだそうです。
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【インタビューの進め方】
10の質問をメールで送り、回答していただいています。
質問は原則として同じ内容です。
質問内容が同じであれば、モノの見方や考え方などの差異が明らかになると考えたためです。
メールで回答をいただいてから、後日写真撮影などをしながら、追加質問をして、インタビューの補足をしています。
質問1
現在の会社の社長となった経緯を教えていただけますか?
アウトドアスポーツが大好きで以前は山とスキーの専門店で販売の仕事をしていました。
もっとアウトドアの魅力を伝えていきたい!
それにはどうしたらいいかと考え、今よりも健康な人を増やすことができればいいと思い、超高齢化社会を見据えて大きな夢を抱き、現在の仕事を始めました。
質問2
社長になってから今日までを振り返ってみて、苦しかったことはどんなことでしょう。差支えのない範囲で結構ですので、できれば赤裸々に教えていただけませんでしょうか。
苦しかったこと...飛び込みで営業に行っても童顔で相手にされなかったこともありました。(笑)
運動指導の価値をなかなか理解されず、ボランティア的な扱いを受けることが多々ありました。
質問3
逆に、楽しかったこと・うれしかったことはどんなことでしょうか?
毎日、色々なお客様とスポーツ(ノルディックウォーク)を通じて話したりできること。
参加された方の姿勢が良くなったりより、健康的になって笑顔になっていくのが嬉しいですね。
特に病院に行っても変わらなかったことが、ポールを持って歩くことで改善されたと言っていただけること、また今まであまりアウトドアフィールドに行かなかった方がノルディックウォークがきっかけで好きになって行ってくれることも嬉しいです。
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質問4
社長になって、趣味やライフスタイルは変わりましたか?
以前の趣味やライフスタイルと、今の趣味やライフスタイルについて、教えてください。
起業をしても趣味やライフスタイルはあまり変わってないとおもいます。
変わったとすれば時間を自由に使えるようになったので、家のプチDIYしたり、気の合う仲間と美味しいものを飲んだり食べたりする時間が増えました。
子供たちと共有する時間が一番の幸せの時間ですね。
DIY+GREEN もっとおうちを好きになる | ||||
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質問5
自分の部下に紹介したい、好きな作家・作品、映画、ゲーム、趣味など、なんでも結構ですので、好きなことやおすすめを教えてください。
好きな理由・おすすめの理由も添えてください。
非日常の体験をして欲しいですね。
自然の中で行うコトからの気づきなどは良い経験になるし対応力もつくと思います。
私自身2004年にOBSプログラムJALTに参加してから色々な物の見方や考え方が変わったと思います。
この経験がなければ起業はしなかったかもしれません。
Dr.佐藤富雄の頭がよくなる生き方―「非日常体験」で、成功脳に生まれ変わる (East Press Business) | ||||
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質問6
仕事以外に、今、ご興味を持っていらっしゃることはありますか?それはどんなことでしょうか。
もしご興味を持っていることがなければ、なぜないのか、教えていただけませんでしょうか。
田舎でのスローライフ生活に興味があります。
自給自足生活をしてゆったりと過ごしてみたいです。
スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書) | ||||
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質問7
好物といえる食べ物はありますか?
1日に食べる食事の回数は?
食べることがすきなのでこれと決めるのが難しいですね。
肉、魚、ラーメン。
マルタイ まるごと九州を食す 7袋入・14人前 | ||||
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質問8
ドラマでよくある設定の、体はその人物のままで、心はあなた、というふうに入れ替われるとしたら、あなたは誰と入れ替わりたいですか?
その理由を教えてください。
イチロー選手と入れ替わってみて、あの大記録を出すために日々努力していることを体験してみたいですね。
またざまざまなプレッシャーへの対応力も興味があります。
最高の自分を引き出すイチロー思考: いくつになっても成長するコツ。逆境という「壁を越える」コツ。 (知的生きかた文庫) | ||||
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質問9
今、3か月間の休みが取れて、ボーナスとして1億円がもらえたとしたら、どんな風に過ごしますか?
世界をふらり旅に出たいですね。
色々な国の人と会話をし、文化に触れて色々なコトを吸収したいですね。
僕らの人生を変えた世界一周 | ||||
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質問10
もし人生をやり直せるとしたら、どこからやり直したいですか?それはどうしてでしょうか。
難しい質問ですね。
悔いがないわけではないですが今のままでいいです。
過去を考えるより、今をしっかりと未来に向かって楽しみたいです。
GAFAとは、Google、Amazon、Facebook、Appleの頭文字をつなげたもの。
「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」では、この4社が過去20年間、そして今後も、消費社会を作り変えていることを、豊富なデータを元に描き出しています。
著者は、ニューヨーク大学スターン経営大学院教授で、起業家としていくつもの会社を起こした経験のある人物。
翻訳は、渡会佳子さんという方で、原文のニュアンスをとてもうまく伝えてくれています。
翻訳者の読みにくさ、理解のしにくさは、まったく感じませんでした。
Amazon売り上げランキング13位というのも、日本語の読みやすさによる力が大きいのではないでしょうか。
前の投稿で取り上げた「「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書」で、アウトプットが大切、とあったので、今度はアウトプットの本を読もうと思って購入しました。
Amazonのランキングで1位だったので、まよわず買いました。
著者の樺沢紫苑さんは精神科医なので、心理学的な裏付けデータが随所に引用されていて、説得力があります。
そして、このような引用についても、信用される、説得力のあるアウトプットのテクニックの一つだと書いてあります。
つまり、「学びを結果に変えるアウトプット大全」そのものが、理想的なアウトプットになっているのです。
2浪して東大に入ったという現役東大生が、東大に入るためには?と考えて実践した、読書ノウハウをまとめたものです。
著者の西岡壱誠さんは、いわゆる進学校出身ではなく、おまけに入った高校でもビリのほうで、偏差値35だったと書かれています。
まさに「ドラゴン桜」を地でいく東大生、のようです。
昨年、作家の一田和樹さんとの飲み会の席で、一田さんが「日本人は識字率100%だといわれていますけど、実は文字が読めない人が増えているらしいんですよ」とおっしゃったことが、わたしのなかではずーっと気になっていました。
一田さんはサイバーセキュリティの視点から、識字率や長文を読む力が失われることによって、過激なタイトルやツイートだけがひとり歩きしたり、フェイクニュースに疑問を持たない人が増えているのではないか?という指摘をなさっていたように記憶しています。
クリックやリツイート、「いいね」は、内容を確認して行っているわけではなく、反射的に行っている可能性が高い、というわけです。
一応、大学で教えている立場として、とても気になるテーマです。
それ以来、たまに行く書店では、この手をテーマにした本を探していたのです。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」では、「東大にAIは合格できるか」をテーマにした、東ロボくんプロジェクトの経験から得た知見をもとに開発されたRST(Reading Skill Test)の結果が、第3章でくわしく解説されています。
衝撃でした。
本書は、歴史学者で、武家社会について研究なさっている笠谷和比古先生が、1990年代に著されたものです。
ひとくちで説明するなら、武家社会と、現代の日本企業との共通性に関する学術論文です。
学術論文なのでおもしろくないわけではなく、むしろ、歴史好きにとっては新しい視点を与えてくれる内容です。
「PRE-SUASION ープリ・スエージョンー:影響力と説得のための革命的瞬間」読了。
著者は、影響力の研究の大家であるロバート・チャルディーニ博士。
ロバート・チャルディーニ博士の顧客には、グーグル、マイクロソフト、コカ・コーラなど、グローバル企業が名を連ねています。
ロバート・チャルディーニ博士による影響力とは、販売促進のために使われている、様々な心理学的、行動学的、認知科学的なテクニックのことです。
本書では、顧客が財布を開きやすくなるためには、PRE-SUASION(プリ・スエージョン)、つまり下準備が重要であると書いています。
では、下準備とは?
脳科学者・中野信子さんの「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」読了。
中野さんは今回で2冊目、最初に読んだのは「サイコパス」でした。
彼女の著作には、愛や信頼といった、一般には良いとされる感情をとりあげ、「それは本当に良いことなのか?」という問題定義がいつもあります。
絶対的な善と考えられるテーマに対して疑問を提示し、それを脳科学的に解説してくれます。
今回のテーマは、社会性や人間性、そして正義です。
これらのテーマは、日本人が世界のなかでも異色といっても良いほどの特性をもっており、さらにはその特性は遺伝子によって生まれつき決められている、というものでした。
生きづらい、息ができないと感じている人には、ぜひ手に取ってほしい内容です。
オランダ出身の歴史家でジャーナリストであるルトガー ・ブレグマン(Rutger Bregman)の「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働」を読んでいます。
1988年生まれの著者による、21世紀の生き方みたいな内容?
まだ読了していないのですが、さすが歴史家というだけあって情報量がすごく多いので、ブックレビューというよりは覚書として、これから1章ずつ書いていきます。