吹戸 尚之 さん
株式会社日本クラウディア 代表取締役
日本クラウディアは、日本で唯一の不正クリック対策ツール「X-log」をはじめ、アジアの優れたソリューションを日本市場に展開し、日本とアジアの架け橋として、お客様に価値あるソリューションを提供しています。
独自の高度なアクセス解析技術を用い、不正クリックを見つけ出し、対策を行う日本で唯一の不正クリック対策ツール。
独自の解析技術により、IPアドレスやブラウザのクッキーに頼らない解析を行っています。
不正クリックとは、リスティング広告を不正に何度もクリックをして、無駄に広告費を消費させる行為を指します。
リスティング広告の順位が自分より上の広告をクリックし、1日の(または月の)予算を消化させることで自分の広告順位を上げるなどの明確な目的を持っている場合もあります。
X-logユーザー企業の実績値では、広告全体の10%~30%が不正クリックだったという企業様が多く、アメリカの調査機関の数値では、37%が不正クリックという統計もあります。
X-logの無料お試しができます。
https://ssl.log-marketing.jp/service/agency_service.html
【インタビューの進め方】
10の質問をメールで送り、回答していただいています。
質問は原則として同じ内容です。
質問内容が同じであれば、モノの見方や考え方などの差異が明らかになると考えたためです。
メールで回答をいただいてから、後日写真撮影などをしながら、追加質問をして、インタビューの補足をしています。
質問1
現在の会社の社長となった経緯を教えていただけますか?
株式会社ジャスネットというシステムエンジニア専門の人材派遣会社で、営業を担当していました。
2008年のリーマンショックの前から、派遣した技術者が契約終了になることが続いていたため、好不況に左右されない自社製品を持とうと、新規事業を発足させ、現在の弊社の主力製品である「X-log(エックス ログ)」の販売を開始しました。
全てが初めてで大変だったのですが、何とか顧客を少しずつ獲得したころ、親会社の株式会社日本テクシードが4社あった子会社を全て統廃合することとなり、ジャスネットは、吸収される事となりました。
日本テクシード社も業態は同じで、技術者専門の派遣会社をしていましたので、X-log
事業はプロジェクトチームのような形で運営をしていました。
数ヶ月がたった12月、年に一度の人事評価の面談で、担当していただいた専務が、「X-log事業を、誰か買ってくれないかな・・」とこぼされたので、その場で、「では、私が買います!」と手を上げました。
その後、紆余曲折はあったのですが、結果的には面談から5ヵ月後には、「株式会社日本クラウディア」を立ち上げ、X-log事業全体を買い取る形で、譲渡を受け、現在に至っています。
質問2
社長になってから今日までを振り返ってみて、苦しかったことはどんなことでしょう。差支えのない範囲で結構ですので、できれば赤裸々に教えていただけませんでしょうか。
日本テクシード社がX-log事業を不要と考えた原因は、生業である派遣業と違うということもあったのですが、大きな理由は、事業自体が赤字であったためで、日本クラウディアを運営していくにあたっても、最初の2年間は資金繰りが大変でした。
キャッシュフローをみながら、このままでは○月までに会社はなくなってしまうと、日々頭を悩ませていました。
今、会社を運営できているのは、その頃支えていただいた皆様のおかげです。
質問3
逆に、楽しかったこと・うれしかったことはどんなことでしょうか?
やはり、黒字化したことですね。
月額費用を頂くビジネスモデルですので、X-logの利用者が増えると毎月の売上も上がっていくのですが、損益分岐点をクリアする売上になったときは、本当に嬉しかったですね。
質問4
社長になって、趣味やライフスタイルは変わりましたか?
以前の趣味やライフスタイルと、今の趣味やライフスタイルについて、教えてください。
特に変わっていません。
地元の小学生のサッカーチームでコーチをしており、土曜日の午前中は毎週子供達とサッカーをしていますね。
それから、ヒッポファミリークラブという多言語で遊ぶクラブ活動の様な団体に入っていて、週末はその活動に参加しています。昨年は、GWにトルコにホームステイに行ってきました。
また、以前、子供が小学生だった頃、地元のボランティア団体の小学校の「父親の会」という団体で会長をしていたことがあり、今、子供は小学校を卒業してしまったのですが、イベントがあるとお手伝いに参加したりしています。
スーパーサッカースタジアム サッカー日本代表チームモデル クロスファイアストライカー 【日本おもちゃ大賞2014 ボーイズ・トイ部門 優秀賞】 | ||||
|
多言語多文化学習のすすめ―世界と対話するために | ||||
|
質問5
自分の部下に紹介したい、好きな作家・作品、映画、ゲーム、趣味など、なんでも結構ですので、好きなことやおすすめを教えてください。
好きな理由・おすすめの理由も添えてください。
部下に薦めたことは無いのですが・・
映画は、2015年の12月5日に公開された「海難1890」をお勧めします。
トルコと日本の友好関係がなぜできたのかについて描かれた作品で、是非みてください。
もし見れない場合は、本ですが、「海の翼」(秋月 達郎)をお勧めします。
どちらも、史実に基づいた内容なので、ストーリーはほぼ同じですが、超親日国といわれるトルコが、なぜ親日になったのか、その後の友好関係がよく分かるお話です。
また、
「おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状」(中條 高徳)もお勧めです。
誰も教えてくれない、近代日本史がものすごくよく分かります。
目からウロコとよく言いますが、これほどウロコが落ちた本は初めてで、おそらく人生で最後だと思います。
海難1890 (小学館文庫) | ||||
|
海の翼 (PHP文芸文庫) | ||||
|
おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状 (小学館文庫) | ||||
|
質問6
仕事以外に、今、ご興味を持っていらっしゃることはありますか?それはどんなことでしょうか。
もしご興味を持っていることがなければ、なぜないのか、教えていただけませんでしょうか。
先ほど書いた、「サッカーのコーチ」「多言語やホームステイ」「父親の会」以外には・・。
ホームステイの受け入れも年に何回かやっています。
アメリカ、メキシコ、インドネシア、タイ、中国、香港、台湾、韓国、モンゴル、ロシアなど、これまで20人以上の方に、我が家にステイしていただきました。
趣味は、スキーですが、子供が部活などで行く機会が取れなくなってきたので、少し足が遠のいています。
現在行く予定はまだ無いのですが、先日スキーのブーツを買ったので、今シーズンは1度は行きたいと思っています。
外国人を迎える時のホストファミリーの英会話 (English merry‐go‐round series) | ||||
|
いちばんやさしい スキー 入門 プルークからパラレルターン完成まで CCP-8004 [DVD] | ||||
|
質問7
好物といえる食べ物はありますか?
1日に食べる食事の回数は?
1日3食ですね。
好物と言えるかどうか分かりませんが、野菜が好きですね。
そういえば、小さい頃は、八百屋になりたいと思っていたこともあります。
出身は、松阪牛で有名な三重県の松阪市なので、肉も好きですが、バイキングに行くとほぼサラダを食べてますね。
おまかせ野菜&果物詰合せセット | ||||
|
松阪牛 黄金 サーロインステーキ200g×2【ステーキ 焼肉 肉 牛肉 お歳暮 御歳暮 クリスマス お返し は 松坂牛 三重 松良で】 | ||||
|
質問8
ドラマでよくある設定の、体はその人物のままで、心はあなた、というふうに入れ替われるとしたら、あなたは誰と入れ替わりたいですか?
その理由を教えてください。
若い頃ドラマでそういうシーンを見たときは、きれいな女性と変わったらと思ったこともありますが、今は、特にそういう希望は無いですね。
きれいな女性はきれいな女性で、大変なことが沢山ありそうなので。
質問9
今、3か月間の休みが取れて、ボーナスとして1億円がもらえたとしたら、どんな風に過ごしますか?
3年前にホームステイに行ったコスタリカで過ごしたいですね。
プンタレナスという港町の近くの小さい町にステイしましたが、常夏で、みんながおおらかで、とても居心地がよかったので。
ただ、100万円もかからないと思うので、9900万円は残っちゃいますね。
コスタリカから帰ったら、そのお金で別の会社を立ち上げます。
コスタリカ エコツーリズムの国 | ||||
|
質問10
もし人生をやり直せるとしたら、どこからやり直したいですか?それはどうしてでしょうか。
スティーブジョブスがスタンフォード大学の卒業式で素晴らしい演説をしました。
有名なので、ご存知の方も多いと思いますが。
その中で人生の出来事を「点」と例えると、その点と点がいつか「線」で結ばれて、以前起こった出来事は、今やっているこのことをやるために必要不可欠だった出来事であると後で判る、そして人生はその連続である、という内容の話をされていました。
私は、本当にその通りだと思っていて、今の人生があるのは、過去の人生があったからで、そして、自分の人生の中で「今年が最高!」と毎年思っています。
「今年が最高!」と心から思い始めたのは20代の頃からで、かれこれ20年くらい経っています。
なので、あそこからやり直せたら良いと思うポイントは見当たらないのですが、可能であれば、死ぬ直前に0歳に戻って、全く同じでいいので、もう一回自分の人生を楽しみたいですね。