中小企業でも、海外に拠点をもったり、工場を操業させる今、日本人以外の外国人従業員はなぜ思い通りに働かないのでしょうか。
日本人従業員なら、少し説明すればわかってくれる簡単な業務なのに、なぜ外国人従業員はできないのでしょうか。
その原因は、日本人に特有の向社会性にあります。
日本人の協調性、利他的行為の多くが、実は遺伝子レベルまで遡れることをご存じですか。
日本人以外の外国人は、日本人のように相手を思いやり、仕事を一緒に成功させようなどとは考えていません。
仕事は自分に課せられた苦行なのです。
そんな外国人従業員の就業態度を変化させ、日本人経営層と協調関係を結ぶことができるノウハウがあります。
それが、中国人を理解し、従業員としてコントロールすることです。
なぜ、中国人なのでしょうか?
中国人は世界中に移住していますが、アジア地域に住む中国人の数は、他の地域に住む中国人よりも多いことが、第一の理由です。
第2の理由は、中国人にはさまざまな民族が入り混じり、生まれ育った地域によっても性格が異なっていることです。
たとえば、2014年に「サイエンス」誌に掲載されたミシガン大学の研究では、中国の米作地帯と麦作地帯では、判断の基準が異なることがわかりました。
米作地帯では、周囲の人々との関係性が濃密で、集団の意思を尊重する傾向が高く、麦作地帯では合理的な判断が下されるというのです。
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中国人を従業員としてコントロールするノウハウが、アジアまたはアフリカでも通用する第3の理由が、中国人は絶対に従順にはならないからです。
もしあなたのそばに、従順な中国人がいるとしたら、その中国人は猫をかぶっている可能性大です。
日本に来ている中国人は、日本人のように行動します。
日本人から、「やっぱり、中国人だからね~」と、下に見られたくないからです。
そんな中国人を、会社のルールに従わせるためにはどうしたら良いのでしょうか。
集団のルールに従順な日本人、善意の日本人は世界的にみても特異な存在です。
日本人の視点では、中国人をコントロールできません。
そして、中国人をコントロールするためには、法律に準拠したアメとムチが必要になります。
1.中国における労務
2.厚労省モデル就業規則と中国法人就業規則の比較
第1章 総則
第2章 人事
第3章 勤務
第4章 労働報酬
第5章 休暇
第6章 服務規律
第7章 制裁
第8章 悪天候時における就業
第9章 経済保証金(退職金)
第10章 保険および健康管理
第11章 安全規程
第12章 個人情報保護
第13章 機会均等等に関する方針
第14章 性的嫌がらせ、障害に対する嫌がらせおよび人種的嫌がらせに対する会社の方針
第15章 職業訓練
3.労働契約書を作成する
4.日本人との違いを知って具体的な指示を出す
5.日本との関係がビジネスを破綻させることも!
最後に
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中国では、あらゆることに時間がかかります。
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