人生100年時代構想
こんにちは、面川真喜子です。
前回のメルマガで紹介した
「ライフシフト 100年時代の人生戦略」
が、政府の施策の元ネタだったということが、メルマガ配信直後のニュースでわかりました。
「人生100年時代構想」という看板で、9月11日(月)には第1回人生100年時代構想会議を開催しています。
この会議には、有識者として次のような方々が参加しました。
鎌田 薫 早稲田大学総長
神津里季生 日本労働組合総連合会会長
榊原定征 日本経済団体連合会会長
品川泰一 株式会社ユーキャン代表取締役社長
高橋 進 株式会社日本総合研究所理事長
樋口美雄 慶應義塾大学商学部教授
松尾清一 名古屋大学総長
三上洋一郎 慶應義塾大学学生、株式会社 GNEX 代表取締役CEO
宮島香澄 日本テレビ報道局解説委員
宮本恒靖 ガンバ大阪 U-23 監督、元サッカー日本代表主将
米良はるか READYFOR 株式会社代表取締役 CEO
リンダ・グラットン ロンドン・ビジネススクール教授
若宮正子 ゲームアプリ開発者
「ライフシフト 100年時代の人生戦略」の著者のひとりである
リンダ・グラットン ロンドン・ビジネススクール教授のほか、
シニア世代の星でもあるゲームアプリ開発者・若宮正子さんなどが名前を連ねています。
「ライフシフト 100年時代の人生戦略」によると、
現在20代前半の若者は、50%の確率で100歳を超えるそうです。
しかも、健康寿命も延長されるというのです。
世界で最も長寿国である日本が、人生100年時代の最先端を
走っているんですね。
「ライフシフト 100年時代の人生戦略」
日経産業新聞「風向計」で紹介した「ドリップ」 創業者インタビューを掲載しました!
8月28日付日経産業新聞「風向計」で紹介した「ドリップ」の創業者のおふたり、
堀口英剛(代表取締役 CEO)さん
平岡雄太(代表取締役 COO)さん
のインタビューを掲載しました。
通常の社長インタビューとは異なり、おふたり分なので、性格や嗜好など、創業者である彼らの相違点がよくわかります。
ぜひご一読ください<m(__)m>
堀口英剛(右)さん
平岡雄太(左)さん
株式会社ドリップ 創業者
質の良いコンテンツであれば、いつまでも検索され、しかもクロージングまでの導線を描くことが可能なブログをつかって、「読者に好かれる広告」を発信しているドリップは、M1層に強い注目のメディア。
最近読了した本~決しておすすめばかりではありませんが・・・
【由水 常雄】「天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎」
正倉院の宝物のなかに、約1尺の象牙製のものさしがあります。
それが撥鏤尺(ばちるじゃく)というもので、象牙を赤や紺・緑に染色するだけで15年以上という、いまでは作ることができない
ものさしです。
度量衡を定めることは為政者にのみ許された行為。
この撥鏤尺は天皇の基準尺として、天皇のみが持つことを許されたものです。
しかし正倉院の宝物は明治時代に多く流出し失われました。
撥鏤尺も同様の運命をたどります。
それら失われた撥鏤尺の行方を40年以上にわたって追ったドキュメントというか歴史ミステリーは、とてもおもしろく、おすすめの一冊です。
ブログはこちら↓
https://platinum-marketing-management.blogspot.jp/2017/09/blog-post_17.html
【風水を改めて学びたい人☆向けのおススメ本3選♪】
珍しく部屋のレイアウトを変えようと思って、本気で読んだ
風水本を紹介しています。
【李家 幽竹】「栄枯盛衰の予言 歴史を動かした風水」
初心者向けです。
風水で読み解く歴史といった内容で、朝鮮半島の風水が中心です。
【鮑 黎明】「華僑の風水学―成功をもたらす開運法のすべて」
こちらは中級者向けです。
現在住んでいる家を、風水的に理解したい人向けです。
台湾で風水を学んだ方によるもの。
【学研】「風水の本―天地を読み解き動かす道教占術の驚異」
学研はこの手の解説書をたくさん出していますが、風水の理論から実践まで、大学の研究者から民間の風水師まで動員してまとめたのがこれです。
これ一冊読めば、風水のことがほぼ理解できるのではないでしょうか。
ブログはこちら↓
https://platinum-marketing-management.blogspot.jp/2017/09/blog-post_16.html
【荒俣 宏】「風水先生『四門の謎』を解く」
四門とは、日本をまもる東西南北の門のこと。
荒俣宏氏による解釈が入っていますが、各地に残されている不思議や謎がふんだんに盛り込まれていて、どの章を読んでも、その場に行ってみたくなる内容です。
そして、トラベルガイドブックとしてもすぐれています。
ブログはこちら↓
https://platinum-marketing-management.blogspot.jp/2017/09/blog-post_11.html
【阿部 智里】「玉依姫 八咫烏シリーズ5」
八咫烏と猿の世界を描いたファンタジーの完結編のひとつ前の物語。
完結編を読んでから戻るという・・・・。
結果的には、これを最後に読んでよかったと思いました。
ブログはこちら↓
https://platinum-marketing-management.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html
瑠璃尺のあった慧日寺に行ってきました
荒俣宏さんの
「風水先生『四門の謎』を解く」
を読んで、かつて大寺院であった慧日寺の跡(国の史跡)に行ってきました。
JR磐越西線、磐梯町駅という片田舎。
ここに3800もの寺社があったとは思えないほどの場所です。
この慧日寺に、瑠璃尺という撥鏤尺が明治の廃仏毀釈まで存在していたというのです。
緑色の象牙製、十二支の文様が描かれた撥鏤尺は、世界中を探してもこの瑠璃尺だけです。
なぜなら、製造国であるはずの中国には染色された撥鏤尺はなく、日本にのみ存在するためです。
その瑠璃尺は、平将門の娘が慧日寺にもたらしたとされています。
由水常雄氏による
「天皇のものさし―正倉院撥鏤尺の謎」
には慧日寺の瑠璃尺のことが詳しく説明されています。
これらの本はほとんどが10年~20年以上前に上梓されているため、ほぼ中古品つまり古書を購入しなければなりませんでした。
ですが、古い本を何冊も続けて読んで気づいたことは、その内容の濃さです。
わずか一冊の中に、触発される事実を発見したり、興味深い関連性を見つけたりしました。
書籍の質も時代によってかなり変化しているんですね。
なお、慧日寺についての関連記事はこちらになります。
こちらもよろしくお願いいたします。
面川真喜子@白金経営企画室