【連載第1回】伊勢志摩サミットで各国首脳への手土産としてわたされた日本酒

ほまれ酒造 会津ほまれ純米大吟醸(チャンピオン・サケ受賞)と限定販売雲嶺庵
ほまれ酒造 会津ほまれ純米大吟醸(チャンピオン・サケ受賞)と限定販売雲嶺庵

 

伊勢志摩サミットで各国首脳への手土産としてわたされた日本酒をごぞんじですか?

 

福島県喜多方市に本社をかまえる「ほまれ酒造」の「会津ほまれ山田錦純米大吟醸」です。

 

わたしの地元、福島では歴史のある蔵元として有名ですが、昨年来、わたしが注目している企業のひとつなのです。

 

というのも、将来のマーケティングを考えイメージして、国際コンペにエントリーしているからです。

 

「カリフォルニアのワインのように、会津を日本酒ツーリズムの拠点にしたい」

 

そんな思いからインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)にエントリーし、日本酒部門で金賞を毎年受賞しています。

2015年には「チャンピオン・サケ」に選ばれ、名実ともに、世界一となりました。

 

もし「ほまれ酒造」がIWCで金賞を獲得していなかったら、サミットの手土産に採用されたでしょうか?

 

IWCで「チャンピオン・サケ」を獲得したからこそ、つまり世界一の日本酒だとグローバルに認識されたからこそ、サミットに採用され、世界中から注目を集める企業になったのです。

 

海外アワードはPRの手段。

マーケティングの一歩。

 

「ほまれ酒造」は、このことを体現しているひとつ事例です。

 

いまや世界最大級のビジネスアワードとなったスティービーアワードも、海外マーケティングにおいて、その影響力はかなり大きいといえます。

 

そして、わたしが日本代表をつとめていたときに、わたしが良いなと思ってエントリーをおすすめした企業はすべて受賞しています。

 

英文でのエントリーなので、しり込みをする方も多いのですが、英語での自社説明、商品説明のポイントがわかってしまえば、どうってことはありません。

 

一度、説明書きを英文で作ってしまえば、それを使いまわせばいいわけで、ローコストでハイリターンを狙えるのが海外アワードなのです。

 

次回から、スティービーアワード日本代表の経験をまじえた、海外マーケティングのための海外アワード攻略法について、書いていこうと思います。

お楽しみに!

 

 

「海外アワードでマーケティング!」連載

 

 

▼ 日経産業新聞「風向計」に会津ほまれ酒造 唐橋裕幸社長にご登場いただきました

https://platinum-marketing-management.blogspot.jp/2016/07/blog-post.html

 

▼ ほまれ酒造 雲嶺庵(うんれいあん)

http://goo.gl/m90lAk

 

 

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